ふくの日まつり

　1999年２月１１日（建国記念の日）に彦島南風泊市場で「第３回　しものせき　ふくの日まつり」「第5回　下関南風泊水産団地産業祭」が開催されました。会場でスナップを撮影してきましたので紹介します。

　当日は、あいにくの小雨混じりの非常に寒い日だったのですが、市内からばかりでなく、遠方から観光バスで乗り付ける団体や、他県からこのためだけに高速道路を走ってこられた方など、３万人もの人出でにぎわいました。

　来年は今年以上に盛り上げたいと関係者の方は話しておられましたので、今年行きそびれた人は来年は是非彦島南風泊まで足を延ばして下さい。

　ふく（フグ）は漢字で「河豚」と書きますが、海に住んでいるのにどうして「河豚」と書くのでしょうか？
　現在、有毒のふくを調理して食べる習慣がある国は主に、日本と韓国です。　しかし、実は中国も昔は有毒のふくを調理して食べていたそうです。　当時食べられていたふくは、大きな河や湖に住む淡水性のふくだったことと、水から上げたときの鳴き声がブタに似ていたことから、中国の人がふくのことを「河豚」と書いたことに由来しているといわれています。
（山口県発行広報誌「ふれあい山口」2000年10月号より引用）