建設中の木造の関彦橋(昭和22年)

 この写真は昭和22年の建設中の関彦橋の写真です。この橋は木製で自動車は通行できず、歩道橋として機能していましたが、3年ほどで撤去され、新たなコンクリート橋が26年に着工されました。そして、昭和29年5月4日、新しい関彦橋の竣工式が行われました。
 新しい関彦橋は延長234メートル、有効幅6メートルで、曲線の美しい橋となりました。
 将来に向けた交通量に対応するため、幅を倍にする工事も昭和31年8月に完了し、彦島と下関を結ぶ大動脈となりました。

 しかし、昭和31年に拡幅されたとはいえ、車線は完全には2車線確保されておらず、普通車がやっと2台並んで走行できる程度、大型バスは両方の車線にまたがって走行する状態でした。

アクセス:彦島方面行き 彦島口・ロータリー 下車