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 彦島大橋 

 彦島有料道路は全長4,460メートル。下関と彦島を結ぶ車両の通行可能なルート橋として、総事業費71億円、3年8ヶ月の歳月をかけて完成し、開通したのは昭和50年9月30日のことでした。この道路が完成する前は、関彦橋を車両は通行していましたが、車両の通行量は1日数万台となっており、ほとんど能力の限界でした。それを補うために、昭和36年に架橋計画に取り組み、昭和46年に着工(彦島大橋着工は48年)、14年をかけて完成しました。区間途中の彦島大橋は橋の長さ710メートル、橋脚と橋脚の間は236メートルもあり、当時「世界最長のコンクリート橋」でした。

 この橋の工事はヤジロベェ工法(正式名称:ディビダーク工法)と呼ばれる珍しい工法で行われました。この工法は、下関側と彦島側に橋脚をたて、そこから、橋の中央向きと、陸地向きにバランスをとりながらコンクリートの橋桁をのばしていくという方法です。

 世界の桁橋ランキングを松井橋梁株式会社のサイトで見ることができますが、これによりますと、2002年4月のデータで彦島大橋はコンクリート橋としては世界で15位、国内では彦島大橋の翌年に完成した浜名大橋に次いで第2位です。土木学会誌によりますと、地震の多い日本ではこの方式の橋の長さは250メートル程度で抑えられているようです。

 下関側から橋を渡ると、料金所を経て、迫の泥田堤(どんだづつみ)を陸橋でわたり、笹栗山に通された860メートルのトンネルを通って本村長崎町に出て終点となります。「彦島あれこれ(冨田義弘著)」によると、このトンネルの出口にはかつては泉があり、この水を利用して清涼飲料水や豆腐の工場があったそうです。また、この水は平家水ともよばれ、その周辺にはいくつもの五輪塔が苔むし、彦島城はこの地にあったのではないかという説もあるそうです。

 彦島大橋の彦島側には1995年、ナイスビューパークが完成し、オランダ風車が目を引いています。なお、現在片側1車線の2車線となっていますが、用地買収は4車線分行われています。

 この写真は、上の遠景の写真の左側の橋脚を見上げたところです。橋脚のたもとまでは海士郷から岩場の海岸線を歩いてたどり着くことが出来ます。

 彦島大橋の写真はこちらのページにもあります>>移動

 


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