2002年2月8日更新
| 中小企業の敵 「日栄」の悪徳商法に迫る 過払金返還訴訟第2弾! |
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山口県内で造船業を営むI社は、日栄の押し込み融資(要らないというのに、無理やり置いていって融資する。)をきっかけにして6年余りの金融取引をしました。その結果、日栄は、未決済の手形1270万円の貸付残があるとして、日本信用保証株式会社から代位弁済を受けたとし、日本信用保証株式会社は保証人に対して1270万円の支払いを求める訴訟を提起してきました。これに対し、取引内容を検討したところ、日栄は利息の支払いを3回程度に分割して、それぞれに日本信用保証株式会社に保証をさせるというアコギなやり方で金の取立をしていることが判明しました。 そこで、I社は、407万9952円の過払金があるとして返還請求訴訟を山口地方裁判所下関支部に2001(平成13)年7月に提訴しました。その後4回の裁判所期日が開かれ、近いうちに結審して判決が言い渡される予定です。 日栄と日本信用保証株式会社をめぐる悪質な金融に対しては、最近、高裁レベルの判決が続出しており、この山口地方裁判所下関支部の判決は、注目されるところです。 |
【2000年8月3日】
| 日 栄 が 、 過 払 金 を 認 め 1 3 0 万 円 を 和 解 で 支 払 う ! |
| 下関市内の業者に八年も食らいつき高利をとっていた「日栄」に対し、過払金228万円を返せという裁判は、あの腎臓を売れ、目の玉を売れと言った事件に対する世論の厳しい批判の高まりの中で、高利の隠れ蓑にしていた子会社日本信用保証株式会社の保証料についても、「看做し利息」に該当することを認めて、山口地方裁判所下関支部の和解勧告に従って和解金130万円を2000(平成12)年6月30日までに支払うという和解に応諾しました。この和解金130万円は、約束の期日に支払われました。日栄が、このように過払金の存在を認めて、現実にお金を業者に返した事例は、今回が初めてであろうと思われます。 田川弁護士が、記者会見をしたところ、新聞・テレビでとりあげられました。その後、日栄の不当な請求についての相談が、各地から寄せられています。 |
| 日栄過払金返還訴訟 法人格否認の理論で新しい段階へ 下関市内の商工業者が、昨年、一九九九(平成一一)年三月一八日に提訴した二八二万円余を返せという過払金返還請求訴訟は、昨年九月以降、日栄の人権無視の悪徳商法に対する世論の大きな糾弾の中で新しい展開を見せています。 この裁判では、日栄の子会社日本信用保証が保障料名目で天引きした金額を日栄の利息天引きと見ることが出来るか否かが争点となっています。ところが、目ん玉を売れ、腎臓を売れという悪徳非道な取立をこの子会社日本信用保証所属の社員がやっていたことから世論の強い糾弾を受けるようになりました。そこで、この事件では、子会社日本信用保証は日栄の一部門であり、高利をとるために積極的に法人格を濫用する目的で別会社にしたものであるから、日本信用保証名義でとった保障料は日栄の天引き利息と見なすべきであるという法人格否認の理論を展開しました。そのような中で、裁判所から和解勧告があって双方痛み分けで請求しないという案を日栄側が出してきました。しかし、当方の業者側としては日栄が過払金を返さない限り和解には応じられないと拒否した結果、次回(三月二三日)には、日栄側が返還する金額を提示することになりました。 一年前の提訴時の傲慢な日栄が、これまで折れていたのは不正に対する前国民的な怒りが日栄を包囲したからだと、改めて国民世論の力の大きさに驚いています。 |
これまでの記事
| 下関市内で、長年物品販売の営業を続けてきたAさんは、資金繰りに困って1990(平成2)年ころから日栄との取引が始まりました。 ニュースステーションのスポンサーで、「中小企業のパートナー」等と派手な宣伝を繰り返していることから安易に借りるようになり、結局1998(平成10)年3月に行き詰まり、資金繰りのためにシステム金融という暴力団の影がちらつくような所からも借りていましたが、結局1998(平成10)年3月に不渡りを出して倒産しました。 その時の日栄が主張する貸金の残額は1265万円にも上っていました。会社勤めの甥ごさんが、そのうち400万円を保証していましたが、日栄は、その甥ごさんの勤務先に連絡をしたり給料の差し押さえをするのではないかと心配されたので、甥ごさんは400万円を支払わざるを得ませんでした。 その後、日栄は、残りの貸金を払えとうるさく云ってきましたが、当事務所で、日栄が利息制限法を超えて支払っていた超過利息や子会社名義で取り立てた保証料や手数料等をさかのぼって計算すると、甥ごさんが払ったものを含めると282万円もの過払いとなっていることが判りました。 そこで、日栄に対して228万円の過払い金を返せという訴訟を、本年の3月19日に提起し、これまで4回の裁判が開かれています。 この日栄や商工ファンドという貸金業者のやり方は悪辣で、全国で自殺者を多数出す等の被害が続出しています。 そのため、いま全国で商工ローン対策弁護団が結成され、連絡を取り合いながら裁判を進めたり、金融監督庁等への指導を求める運動を展開しています。この裁判も、全国のこの動きと連動して進めています。 |