緊急!! 高常清美さんを救って下さい!!!


高常清美さんを救う会
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1998年10月8日付 毎日新聞より  「記事 牧野 和彦氏」 

原発性肺高血圧症という難病で宇部市の山口大学医学部付属病院に入院している同市
西岐波区、郵便局職員、高常清美さん(45)が12月にも、胚移植手術を受けるため
渡米する。渡航費や手術費が膨らむため募金を求めようと友人らが「救う会」を結成、
10月7日、同医学部で記者会見し協力を呼びかけた。

高常清美さんは1995年6月に喀血、同病院に入院し原発性肺高血圧症と診断された。
一時、自宅療養していたが、98年1月、病状悪化で再入院した。現在、酸素吸入器
を手放せないほど悪化しており「余命3年。胚移植手術以外に助かる道はない」と
診断された。
同医学部は、京都大学医学部の協力で、年間60例の胚移植手術をしている米国セン
トルイス市のワシントン大医学部へ高常さんの病状を紹介。
このほど、ワシントン大から移植手術のリストに登録するため検査を受けるよう返事
が届いた。
これを受け、高常さんの高校の同級生で会社員、末永二郎さん(45)が中心となった
20人で「救う会」を結成した。
記者会見には高常さんと父博信さん(72)ら家族や医学部から松崎益徳(第二内科教授)
三浦俊郎(同内科病棟医長)らも出席。会見の中で、国内で移植手術ができない理由に
ついて、松崎教授は「法的にも技術的にも問題はないが、臓器提供者が現れないため
手術出来ない。
高常さんの病状も考え、渡米し移植手術を受けた方がよいと判断した」と説明した。
移植手術が出来るかどうかは、ワシントン大の検査で決まるが、同大では移植手術希
望者の待機者が約30人いる。このため、移植の順番が回ってくるのは早くて2年と
いう。
高常さんは「3年前、希望を失い、死んで楽になりたいとも考えた。だが、生きること
への可能性が出てきたことで、2人の子供(小6、中2の女の子)が成人するまで見届
けたいという気持ちになった。アメリカに行っても手術が出来るまで2、3年は待たね
ばならないかもしれないが、希望を持ち続けたい」と話している。
募金目標は7000万円。渡航費、滞在費、移植手術費などに充てる予定。
救う会は街頭募金などで協力を求める。
募金振込先は 山口銀行床波支店(店番号35)普通口座6110844
郵便局振替口座、01310-8-57192、口座名はいずれも「高常清美さんを救う会」。

【原発性肺高血圧症】
肺の細血管が狭くなり、血圧が上がって、肺機能が低下する病気。原因は不明で厚生省
が難病に認定。
この病気で日本人が外国で肺移植手術を受けたケースは、6例ある。

〒755-0151
宇部市 西岐波区 旭町
『高常清美さんを救う会』 代表者 末永二郎
電話 0836-51-8874

尚、現在高常さんは京都大学医学部に転院されてワシントン大の移植手術に向けて待機中です。