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上の写真は1997年に植田公園入り口付近から撮影したものです。画面右手に半分ほどの関門橋、中央の黄色いクレーンの後ろに海峡ゆめタワーが見えます。 現在造船所のあるあたりは19世紀半ばまでは堀越湾と並ぶ大きな入り江で、鎌崎とよばれる岬で分断されていました。鎌崎は現在の江ノ浦6丁目10〜13番地で、この地区を取り囲む台形の道路がかつての岬の地形を示しているものと思われます。 この鎌崎の南は江合の浦と呼ばれ、海峡に面した船便の都合の良さから27000坪の海面が明治28年までの間に埋め立てられ、貯炭場として活用されました。現在は造船所となっています。
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