りんご山というのは現在のサンデン交通彦島営業所付近にあった小さな山でかつては福浦湾の中に浮かぶ小島だったと思われます。「りんご山」というのは変わった名前ですがその由来はわかっていません。おそらく、もともとは別の呼び名だったものが長い間呼ばれる間にだんだん変化してりんご山になったもので、果物のりんごとは直接関係はないのではないかと思われます。
（参考：彦島の歴史を学ぶ集い）

　現在は更地となってすでに姿を消しているりんご山ですが、往時の姿の写真を彦島在住の中村　暉様からお寄せいただきましたのでご紹介いたします。1985年ごろの写真だそうです。

　りんご山がはっきりわかる姿です。画面中央の数本の背の高い木が生えた山がそれです。

福浦湾の美しい夕景です。画面左下にりんご山がシルエットで写っています。中央は金毘羅神社です。